« CSRマガジントップへ
CSRフラッシュ
低炭素「ものづくり」を支援する技術情報交流の場 ECO-MAnufacture2009開催

2009年11月18日(水)〜20日(金)の3日間、東京ビッグサイト(東京国際展示場)において、「製造業環境・エネルギー対策展(ECOMA)」が開催された。

工場・事業所のあらゆる分野における環境・エネルギー対策に関わる製品・技術サービス”を紹介するECOMAも今回で第6回を迎えた。同展では従来から7割の来場者が環境関連の機器・装置や資材の購入やCO2排出の削減に関わる企業の担当者で占めている。今回もCO2排出権取引や電力取引支援サービスなど環境経営支援、低炭素工場エンジニアリング、化学物質等の安全管理システム、工場・事業所におけるエネルギー・環境対策など、企業の環境対策における“具体的なヒント”を提示する技術・サービスが紹介された。

展示会場ではECOMAと隣接して同じく(社)化学工学会と(社)日本能率協会の主催による第27回「INCHEM TOKYO 2009」(プレンとショー、先端材料展)が開催され、今回は両展示会共同による「電池技術、工場の水有効利用技術、CO2分離・回収技術、レアメタル リサイクル・省使用化・代替材料技術」の4テーマで構成される特別企画も展示された。昨年の金融不安以降の経済不況により、各種展示会の規模縮小が取りざたされているが、“環境”をテーマとしたイベントにはむしろ注目が高まっており、今回も両展示会を合わせて、初日から約2万人近い来場者が訪れた。