« CSRマガジントップへ
Home > 国内企業最前線 > J:COM主催「ニコロジーウォークwithいきいきプロジェクト」担当者
J:COM「ニコロジーウォークwithいきいきプロジェクト」から
地域のお客さまとともに、地域密着の活動を
J:COM主催「ニコロジーウォークwithいきいきプロジェクト」担当者



都立小金井公園から多摩湖まで。総勢約50名が秋深まる武蔵野を歩いた。 ケーブルテレビのJ:COMが主催する「ニコロジーウォークwithいきいきプロジェクト」の第一弾である。参加者に「緑の募金」への協力をお願いするとともに、全員の歩いた距離に応じた金額をJ:COMが加算して後日社団法人国土緑化推進機構に寄付する催しだ。10月24日の東京ブロックを皮切りに12月4日までに全国11会場で同様の催しが開催される。J:COM担当者に取り組みのねらいについて聞いた。

Q:ニコロジーウォークは初めての企画だそうですね。主催してみていかがでしたか。
石井: 50代のファミリーを中心に一番下は4歳から上は70歳代まで約50名もの方々が参加してくれました。全国で開催されるニコロジーウォークの皮切りとして、東京では出発式を行いました。

これから開催する会場のコミュニティ担当(J:COM加入者で地域の活動の核となる協力者)にもお集まりいただき、自然に対する思いを全国の参加者に伝えてください、という願いを込め、「緑の募金」の募金箱を各コミュニティ担当にお渡ししました。

「緑の募金」箱を受け取る関東ブロックの代表 出発の前にまずは募金を


Q:参加者の感想はどのようなものでしたか。
石井:「大好きなウォーキングをしながら緑化運動にも参加できてよかった」「健康とエコ活動が両立するなんてとてもよい企画だ」と前向きにとらえた感想が数多く寄せられました。主催者としてはひとまずホッとしています。 今回の歩いた距離は9.1kmでしたが、速い人で2時間、ゆっくりの人で3時間くらいかかりました。でも、全員がトラブルもなく完歩できてよかったと思っています。

参加者の方にご協力いただいて集まった募金額とJ:COM側が行う寄付金額〔距離×人数分〕は、全国のニコロジーウォークが終わってから集計し、発表します。あらためてご報告します。

多摩湖をめざして武蔵野の緑道を歩く

ゴールした皆さまには完歩賞を

Q:J:COMを知らない人はいないと思いますが、事業内容を簡単にご説明いただけますか。

植田:株式会社ジュピターテレコム(J:COMはブランド名)は、今から15年前に設立された国内最大手のケーブルテレビ事業・番組供給事業統括運営会社です。 東京エリアでスタートし、当初の総加入世帯数は2万世帯ほどでしたが、今では札幌・仙台・関東・関西・九州と5つの大きなエリアをカバーして約338万世帯が加入するまでになりました。

ケーブルテレビを核に、現在は高速インターネット接続、固定電話の3つのサービスを提供しています。また2007年より、番組供給事業にも参入し、映画やスポーツ専門チャンネルなど、現在17チャンネルを出資・運営しています。

Q:J:COMの特徴と強みはどんなところですか。
植田:強みは地域密着でしょうね。訪問営業とジェイコムショップ約100店舗の展開で、同様のサービスを行う企業の中で加入者数はトップ、2位以下を大きく引き離しています。ケーブルテレビの加入者だけで約260万世帯。これまでは50代以上のファミリー層が中心でしたが、今後は地デジ・BSデジタルとビデオ・オン・デマンド(VOD)のパッケージなども推進し、若い層への浸透にも力を入れています。

Q:そんなJ:COMの社会貢献活動とはどのようなものですか。
渡邊:J:COMの社会貢献活動は、地域を大切に考えています。 当社の企業理念を見ますと、「地域サービス事業者としての信頼に応え(中略)、事業活動の成果を地域社会、株主、従業員に広く還元し、社会的責任を積極的に果たしていく(略)」と、短い中に「地域」という言葉が二回出てくるほどです。

J:COMの社会貢献活動そのものは、全国各地のケーブルテレビ運営会社がそれぞれ長きにわたって各地域で実施してきましたが、J:COMグループが全国に拡大し、規模が大きくなってきたことから、少しずつグループとして統一的に取り組むようにしています。また、昨年からは、社会貢献活動を「ニコロジー活動」と愛称で呼ぶようになりました。「社会貢献活動」と表現すると堅苦しい印象なので、皆さまに親しみをもっていただくため、ニコニコ+エコロジーをあわせて作った呼称です。