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CSRフラッシュ
18万人を越える来場者数!エコプロダクツ2009 レポート
日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2009」が2009年12月10日(金)〜12日(土)に東京ビッグサイトで開催されました。展示会の模様をレポートするとともに、地球環境が悪化する現状に国民のさらなる危機意識と環境エネルギー革命の高まりを訴える実行委員長 東京大学 山本良一教授からのメッセージをご紹介します。

↓「エコプロダクツ2009」テーマについて事務局 成澤竜也氏インタビューはコチラ
http://www.csr-magazine.com/analysts/rep11_01.html

出展者数は721社/団体、1735小間、来場者数は3日間で182,510人と昨年17万人を大きく上回った。初日の記念シンポジウムでは三菱総合研究所 小宮山宏理事長による基調講演、中国/タイ/インド/韓国から環境問題有識者を招いたパネル討論も行われた。


エコカーや電動自転車、LED照明など個人でも興味を持ちやすい話題の製品が多い。エコツアーに参加すると、カーボンフットプリント、バイオマスや生物多様性など、ポイントとなる展示を一通りチェックできる。


目をひくのが小中高生の多さ。環境教育の授業として今年も2万名近くが訪れた。 小5男子「海外とつながるTV電話が凄い」 小5女子「毎年来ているけどおもしろい」 中1女子「お菓子メーカーのエコ活動って分からなかったけど、パッケージとかいろいろ工夫しているんだなあと思った」 中1男子「生物に直接触れ合える(ビオトープ)が楽しかった」などの声が。
個人で環境ボランティアにも参加する上の女性は毎年来場している。「今年は地域の団体やNGO/NPOなど新たな力が成長していることを実感した」とのこと。一方で上の4名は台湾のパネルメーカーからビジネスパートナーを探しに訪れた。彼らの興味は「やはり大手の電気メーカーなど」。ビジネスマン、個人、子どもたちと多様な来場者がエコプロダクツ展の特徴だ。

当マガジンも先日取材したオリエンタル社のブースではシュレッダーとトイレットペーパーを作るホワイトゴート本体をつないだプロト製品を展示。話題の製品だけに国内外メディアの取材が相次いでいた。

今年のテーマは「問い直せ、日本の力 ソーシャルパワー元年」。数多くのNGO/NPOとともに、学生たちが連携したさまざまな団体も出展した。

農大学生らが毎週末に赤坂サカスで農家から直送野菜を販売する「わかもの農援隊」 一橋、早稲田、立教の各大学サークルが連携して販売したフェアトレードチョコレート