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[終了後のナビゲーターの皆さんから一言]
中村隆俊さん 自分は理系ですが、子どもの頃に理科ができたというわけではないし、ひたすら好きなことをやってきたという感覚です。内容が分かる分からないではなく、まずは楽しんでもらいたいと、前半の第1部はゲーム感覚の実験を中心にして、後半から真面目な話も交えるようにしました。今回は社内公募という機会をCSR部に作ってもらい、さらにボランティア社員やたくさんの方に支えてもらいながら、こうしたワークショップを実現できました。

諸橋昭浩さん ウォークマンを作っている部署にいたので、大人のお客さまと接する機会はたくさんあるんですが、子どもたちから本当にイキの良い素直な反応が返ってくるので、その魅力にはまったという感じ。今日もとても喜んでくれて本当によかったです。実は今回のワークショップは第1部のフェリカカードと第2部のフェリカポート認証のアイデアを別々に応募したチームが合体して作りました。今できるアイデアを出しつくしたつもりでしたが、またいろいろやってみたい気持ちになりましたね。

石川拓登さん 子どもたちは小学校4〜6年生と幅広いので、どうやったら難しい仕組みを理解してもらえるか、かなり悩みました。でも、単純に「へー!スゴイ」と感じてくれる反応もあって素直に嬉しかったです。保護者の方に「以前にもワークショップに出ているんですよ」と声をかけていただいたり、良い活動をやらせてもらっているんだなという実感しましたね。

池長慶彦さん 初めてワークショップに参加したんですが、小学校高学年の理科ではどこまで習っているのだろう、この言葉は使わないようにしようとか、説明の文言を作るにもかなり時間をかけました。実際に子どもたちが自分たちの作ったプログラムでイキイキと楽しんでくれているのを見て、とてもやりがいがありました。



[CSR部 山本賢一さん、畑段 光一さん]
社内公募による数十件のアイデアを検討する社内審査では、経営、技術開発、研究の各トップも参加し、“作って終わり”ではなく、原理も伝えながら、さらに科学に興味を持ってもらえるワークショップ、プラスしてソニーらしさがあるものを選びました。子どもたちのヒラメキや創造力、好奇心を生み出すのが我々の目的なので、ワークショップを通じて、作っている過程で何かが光ったり、発見がある瞬間に子どもたちが笑顔になる、その姿を見るとやって良かったなと感じます。
地域の事業所では昔から地元の小学校とのつながりも強く、工場見学会やワークショップを行うケースもありました。今回の記念イベントを通じて、グループ全体のアイデアを集大成してソニーのワークショップの一つのコンテンツを作りましたので、今後はグループ内で本社だけでなく地域で継続的に展開したいと考えています。



「ソニー・サイエンスプログラム」
夏休みワークショップ
【開催日時】
2009年7月25日(土)〜8月30日(日)の週末
(8月15日/16日を除く)参加募集は終了しました。
http://www.sony.co.jp/ssp

光・音エンタテインメントを科学する
「ソニー・エクスプローラサイエンス」
〒135-8718
東京都港区台場1丁目7-1 メディアージュ5F
Tel. 03-5531-2186
営業時間 11:00〜19:00 (最終入場 18:30)
http://www.sonyexplorascience.jp/index.html