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Q:エイボンは、ピンクリボン活動やエイボンエンパワメント基金など幅広い社会的な活動も続けています。
ムアヘッド 「ピンクリボン活動」は乳がんのない世界をめざす活動ですが、1992年以来、世界で5億ドル(約585億円)もの基金を集め、治療や研究、啓蒙活動を支援しています。また、2004年には女性に対する家庭内暴力廃絶キャンペーンを展開し、世界中でエンパワメント(力や勇気を与えること)募金や啓蒙活動を行いました。こうした活動には、日本国内のエイボンレディも率先して協力してくれています。

Q:昨年以降の経済不況が、企業の社会貢献活動に影響を与えざるを得ないという意見もあります。
ムアヘッド 確かに企業収益が縮小するなかで、社会貢献活動を維持することは大きな課題です。しかし、企業において最も重要なことの一つは“持続する”ことです。女性を応援するという企業姿勢は私たちの基本であり、エイボンレディたちの理解も得て、これまでの活動が継続できるような業績の達成を、共通の目標としてめざしています。

Q:エイボンレデイの存在は、貴社の核となる重要な存在ですね。
ムアヘッド エイボンが最も誇りにしているもの、それはエイボンレディです。100カ国を超える国々に600万人以上のエイボンレディを擁し、ここ日本でもたくさんの女性たちがエイボンと夢を共有し、実にいきいきと日々の仕事を手がけています。エイボンは健全な社会を形成するためにはしっかりした地域社会が必要だと考えています。そのため当社は自社の社会貢献活動だけでなく、エイボンレデイ個人が行う自主的な地域貢献活動も応援しています。

Q:最後に、日本の女性にも一言。
ムアヘッド 日本女性は、美しさと秘めた力強さを持ち続けています。私たちは、高品質の化粧品をとおして、女性を応援できることを誇りに思っています。一方、私はエイボンで働く19年間に世界中をまわりました。そこで学んだことは、どこの国の女性であろうとも、夢を持つことで最高の力を発揮するということです。全ては夢を持つことから始まります。そして、エイボンはこれからも夢を持つ女性たちの地位向上や社会的な自立をエイボンレディとともに応援したいと考えています。


安全で住みやすい地域を守り育てるために。 個々人の地域での活動を表彰するエイボンレデイ地域貢献賞。