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“希望の光”を世界の難民に。

6月20日は「世界難民の日」、東京タワーが青色にライトアップ

6月20日は、国連が制定した「世界難民の日(World Refugee Day)」。世界で4,300万人といわれる難民との連帯を図るため、東京タワーのライトアップが行われました。

梅雨空を突き裂くように東京タワーが青色にライトアップされました。6月20日は国連が制定した「世界難民の日(World Refugee Day)」。毎年、世界各地でこの日を記念してイベントが行われます。

東京では、「世界難民の日」に初めて東京タワーが青色にライトアップされました。青は難民問題に取り組みUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を代表する色であるとともに、「平和」や「希望」を表現しています。

今年、2011年はUNHCRが活動を始めて60周年で、難民条約が採択されてから60周年。そして、日本が難民条約に加入して30周年という節目の年でもあります。同時にUNHCRの前身となる、国際連盟の難民機関の初代難民高等弁務官であり、ノルウェーの冒険家、フリチョフ・ナンセン生誕150周年にあたります。

同時に本年は、日本に暮らす私たちにとって難民や国内避難民をめぐる課題に向かい合う上で、大きな転機の年となっています。3月11日に東北地方を中心に発生した東日本大震災は、大勢の人の命を一瞬にして奪い、ふるさとの町並みや風景を無残にも消し去りました。被災された人が言葉にならない悲しみを抱き続け、困難に耐え続ける日々を送っていることを目の当たりにして、日本全国、世界からも多くの人が思いを寄せています。世界の多くの難民も、今日本で困難に立ち向かう人に暖かい励ましの声援を送っています。

国連UNHCR協会では、「これまで長きにわたり、多くの難民の生命を救い、新たな生活を送る難民に、勇気と希望を届けてくれた日本と日本人に、『ありがとうJAPAN、1日も早く復興の日が訪れるよう、祈りを捧げています』」というメッセージを出しました。

東京タワーの下で行われた難民の日セレモニー

UNHCRホームページはコチラ↓
http://www.unhcr.or.jp/html/index.html

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「日本に難民支援の輪を創ろう、国連UNHCR協会の10,000シェルタープロジェクト」はコチラ↓
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