CSRフラッシュ

CSRに優れた日本企業23社を表彰「ロベコグループ サステナビリティ投資セミナー」開催

SAM社 CEO マイケル・ボルディンガー氏

2011年8月25日、都内でロベコグループ主催の「サステナビリティ投資セミナー」が開催された。世界の機関投資家市場では環境・社会・企業統治の観点を重視した「サステナビリティ投資」が一つの潮流となりつつある。同時に、中国が“投資家”としての地位を高めつつあるアジアはその動向が世界の投資家から注視される地域でもある。

同イベントでは昨年に引き続き、サステナビリティ経営に優れた日本企業23社(SAMアワード受賞企業)を表彰するとともに、今年は「サステナビリティ投資の現状と今後の展望」について国内有識者を招いたパネルディスカッションが行われた。

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パネルディスカッション出席者:左からモデレーターのPRI日本ネットワーク・マネージャー 森澤 みちよ氏、以下パネリストのIFC国際金融公社東京事務所副所長 寺見 興生氏、マーサー・ジャパン シニア・コンサルタント 寺山 恵氏、UNEP FI(ユネップFI)国連環境計画・金融イニシアチブ特別顧問 末吉 竹二郎氏

サステナビリティ経営に優れた日本企業23社を表彰。(写真はSAMゴールドクラス受賞企業)

●2011年SAMアワード国内受賞企業一覧 *1

SAM ゴールドクラス 7社
  富士フイルムホールディングス株式会社
丸紅株式会社
三井物産株式会社
日本電気株式会社
株式会社損害保険ジャパン
パナソニック株式会社
パナソニック電工株式会社
SAM シルバークラス 11社
  ダイキン工業株式会社
富士電機株式会社
富士通株式会社
株式会社日立製作所
コニカミノルタホールディングス株式会社
日本郵船株式会社
セイコーエプソン株式会社
帝人株式会社
東京海上ホールディングス株式会社
株式会社東芝
トヨタ自動車株式会社
SAM ブロンズクラス 3社
  イビデン株式会社
株式会社小松製作所
住友商事株式会社
SAM セクターリーダー 5社
  株式会社ベネッセホールディングス
丸紅株式会社 *2
パナソニック株式会社 *2
パナソニック電工株式会社 *2
住友林業株式会社
     *1:各SAMアワード毎にアルファベット順。
      各SAMアワードの定義については、SAM社の以下をサイトをご参照下さい。
http://www.sam-group.com/en/sustainability-insight/the-sustainability-yearbook.jsp
*2:SAMゴールドクラスを同時受賞。

ロベコ インスティテューショナルアセット マネージメント社
http://www.robeco.com/
オランダ ロッテルダムに本拠を置き、80年以上の歴史を有する資産運用会社。農業系統組織に基盤を置き世界有数の金融機関であるラボバンクのグループ会社であり、株式、債券、オルタナティブ投資など幅広い運用を総合的に手掛けると同時に、サステナビリティ投資における第一人者としても知られている。

SAM(Sustainable Asset Management)社について
ロベコグループの一員であるSAM社は、サステナビリティ投資に特化した資産運用会社でありスイス チューリッヒに本社を置く。自社のCorporate Sustainability Assessmentに基づき、毎年2,500社以上の上場企業を分析。ダウ・ジョーンズ・インデックスと提携して世界的に認知されているダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)の公表およびライセンスの提供、ならびに各種サステナビリティ・テーマ・ファンドなどのアクティブ運用を行っている。年次で発行するSAMサステナビリティ・イヤーブックにおいて、58のセクター毎に、グローバルでサステナビリティに優れた企業を発表している。
http://www.sam-group.com/en/sustainability-insight/the-sustainability-yearbook.jsp
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