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国連WFP日本大使に知花くららさんが就任
飢餓のない世界を目指して活動を続けるWFP 国連世界食糧計画。その日本大使に12月13日、モデルの知花くららさんが初めて就任しました。
知花くららさんは、2007年にWFPオフィシャル・サポーターに就任しています。以来、干ばつに見舞われたザンビアの農村(2008年)、フィリピンの台風被害で家を失った人たちのキャンプ(2009年)、紛争終結後のスリランカの村(2010年)、東日本大震災の津波の被災地(2011年)、タンザニアの貧困地域の学校(2012年)、エチオピアの貧困地域(2013年)など国連WFPの活動現場を訪ね、テレビ、雑誌やイベントなどを通じて国連WFPへの支援を呼びかけてきました。
2012年には公益社団法人ACジャパンの協力の下で展開された、国連WFPの「学校給食プログラム」へ支援を呼びかける公共広告にも出演。子どもの栄養状態を改善し、就学率を上げる国連WFPの活動を側面からも支援してきました。
こうした活動が評価されるとともに、さらに国連WFPの活動を広めるため、国連WFP日本大使に任命されることになりました。
任命式には、来日中のエリザベス・ラスムーソンWFP国連世界食糧計画事務局次長(パートナーシップ・ガバナンス担当)が参加。知花さんの日本大使就任を発表し、これまでの貢献に対する象徴的なお礼として2ユーロのWFP記念硬貨を贈りました。
「飢餓のことや、世界中の最貧・危険地域で、国連WFPがどのように飢餓に立ち向かっているか、私自身の言葉でお話しできることは光栄であり、大変誇りに思います。皆さんお一人お一人に、自分に何ができるか考えていただけたらと思います」と知花さんは抱負を述べています。
日本大使となった最初の訴えとして、知花さんは台風30号の被害を受けたフィリピンへの支援を呼びかけています。特設ページをご覧ください。
http://www.jawfp.org/lp/philippines/index.php?from=site/
●国連WFP
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