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WFPが途上国支援&ネパール緊急支援、２つのチャリテイイベントを開催

１０周年を迎えた「WFP ウォーク・ザ・ワールド」とネパール地震被災者への緊急支援「チャリティーオークション」をレポートします。

「WFP ウォーク・ザ・ワールド」に過去最高の4,210人が参加　!

横浜の名所を歩きながら、途上国の子どもたちの飢餓撲滅を訴える「WFP ウォーク・ザ・ワールド」が横浜・みなとみらいで開催されました。今年で10 回目となるこのイベントには、荻原健司さんや荻原次晴さん兄弟をはじめ4,210人が参加。5 kmと10kmのコースを思い思いに楽しく完走しました。

スタート地点で

集まった寄付金は途上国約13 万人以上の子どもたちに給食として届けられます

2015年5 月24 日（日）、国連WFPが主催する「WFP ウォーク・ザ・ワールド」が横浜みなとみらいで開催されました。今年で１０周年を数えるこのイベントは、参加者からいただいた参加費の一部(一般1,500 円のうち1,000 円を募金、小学生500 円のうち200 円を募金)を飢餓で苦しむ途上国の子どもたちの成長と就学を支える国連WFP の「学校給食プログラム」に寄付するというもの。

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会場には早朝から家族連れなどが大勢集まり、ゲストとして参加した荻原健司さん（スキー・ノルディック複合オリンピック金メダリスト）、荻原次晴さん（同長野オリンピック日本代表）、三浦豪太さん（プロスキーヤー／国連WFP 協会顧問）、渡辺巧教横浜市副市長、各国大使のみなさまとともに5kmまたは 10m のコースを歩きました。

当日は天気が心配されましたが途中から青空ものぞき、過去最多の4,210名が横浜の素晴らしい名所などを歩きました。なお、この日集まった寄付金の総額は4,011,200円となり、途上国約13 万人以上の子どもたちに学校給食として届けられます。

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ゲストの一人である荻原健司さん（10km 歩行）は、「10km 楽しく歩くことができました。みんなの力を集結して、世界を救わなければならないですね」と語り、荻原次晴さん（5km 歩行）は、「子どもたちにおいしい給食を届けられると思い、一歩一歩を踏みしめて歩きました。世界の問題に立ち向かえるので、とても気持ちが良かった」と語ってくれました。

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今年はクイズラリーや記念写真コーナーも設けられるなど、参加した子どもたちに飢餓を考えてもらう意義深い催しとなりました。(2015年5月)

ネパール地震被災者に国連WFPが緊急支援

横浜高島屋で国連WFPがチャリティーオークション

横浜高島屋で開催
2015年5 月26 日(火)～6 月2 日(火)

ネパール地震の被災者に緊急支援を行うため「国連WFP チャリティーオークション」が横浜髙島屋で開催されました。エベレスト登頂でネパールと関係の深い三浦雄一郎国連WFP協会親善大使をはじめ多数の著名人が愛用品を出品しています。

4 月25 日に起きたネパール大地震。建物の崩壊などにより多数の死傷者が出ています。国連WFP は、この度の震災を受けて現地に職員を追加派遣し、食糧配給や物資輸送などの緊急支援に向けた対応を進めています。今後3 カ月で食糧を必要としている190 万人を対象に、食糧支援を行う計画です。活動にかかる費用は約140 億円と見積もられています。

今回の「国連WFP チャリティーオークション」には、ネパールと関係の深い国連WFP 協会親善大使三浦雄一郎さんをはじめ、プロテニスプレーヤー錦織圭さん、横綱白鵬関、竹下景子国連WFP協会親善大使、サッカー日本女子代表監督佐々木則夫さんなど多数の著名人が愛用品を出品し、ネパール地震支援につながるチャリティーへの参加を呼びかけています。