CSRフラッシュ
飢餓に苦しむ子どもたちに給食を!
横浜と大阪で「WFPウォーク・ザ・ワールド」が開催国連WFPが毎年行っているチャリティーウォーク「WFPウォーク・ザ・ワールド」が今年は横浜に加えて大阪でも開催されました。横浜では過去最高となる4,658人が、大阪では1,263人が参加して、途上国の子どもたちの飢餓撲滅に協力しました。
横浜会場
横浜みなとみらいを舞台にした「WFPウォーク・ザ・ワールド」は今年で11回目を数えました。当日の5月15日(日)は晴天にも恵まれ、過去最高の4,568人が参加して大いに盛り上がりました。
ゲストで参加した浜口京子さん(アテネ五輪・北京五輪 女子レスリング銅メダリスト)は、「子どもたちがお腹いっぱい食事をとり、スポーツや勉強に取り組み、夢を持てるよう応援したい」と述べました。オープンセレモニーのあと、スティーブン・アンダーソンWFP日本事務所代表、 各国大使の方々、多数の企業・団体の方々、子ども連れの家族などさまざまな参加者が、5kmもしくは10mのコースを楽しく歩きました。
大阪会場
5月29日(日)、初めての大阪開催となった「WFPウォーク・ザ・ワールド」には、メイン会場となった大阪城公園に1,263人が集まりました。
イベントの趣旨に賛同して参加した関本賢太郎さん(元阪神タイガース、野球解説者/スポーツキャスター)は、「このイベントに参加すると途上国のお子さんたちの学校給食の支援になると知って参加しました。大阪城やその周りをきちんと歩いて景観も楽しみたいと思っています。元気よくけがのないように歩いていきましょう」と呼びかけました。
開会式のあと、関本さんをはじめ国連WFP協会の安藤宏基会長、各企業・団体の方々、一般参加の家族連れなどが、5kmもしくは10mのコースを思い思いに歩きました。
当日会場では、ウォーキングイベントのほかに、国連WFP協会がブース出展をし、約半額が寄付にまわる赤い給食用マグカップを500円で販売しました。
なお、今回初となる大阪コースは、スタート地点に大阪城教育塔が選ばれ、源平橋、藤田邸跡公園、石山本願寺跡などと続く歴史好きにはたまらない見所いっぱいのコースでした。
国連WFPの学校給食プログラム
世界には空腹のまま学校に通う子どもたちが6,600万人います。さらに5,800万人は家庭の労働の担い手となるなどして、学校に通うことすらできません。貧しい家庭にとって学校給食の存在は子どもを学校に送り続ける強い動機になります。国連WFPは、子どもたちの健全な成長を促し、教育の機会を広げるため、学校給食プログラムを通じて毎年2,000万人の子どもたちに給食を届けています。子ども1人につき、1日およそ30円で給食を届けることができます。
お問い合わせ先:国連WFP
www.wfp.org/jp
国連WFPは、国連唯一の食糧支援機関であるWFP 国連世界食糧計画と、それを支援する認定NPO法人である国連WFP協会という2つの団体の総称です。 国連WFP協会は、 募金活動、企業・団体との連携を進め、日本における支援の輪を広げています。
※この記事に掲載したウォーク・ザ・ワールドの写真は国連WFPによって提供されたものです。
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