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手づくりいかだで多摩川を疾走
狛江古代カップ多摩川いかだレース開催連日の猛暑が続く中、東京・多摩川で涼味満点の手づくりいかだレースが開催されました。今年は多摩川流域自治体など19の地域から86のチームがエントリー。午前10時から10分ごとに各組7〜8チームが計12組にわたってスタートし、タイムなどを競いました。[2018年7月23日公開]
夏の風物詩として定着
朝9時。いかだレースのスタート地点となる多摩川五本松には、早くも参加者や応援する大勢の人々であふれています。
広場には、第1レースから第12レースまで、各組ごとに参加する自慢の手づくりいかだが並んでいます。いかだには1チーム3〜5人の乗船枠があり、どのチームも学校や職場などを代表し、乗船メンバーよりも応援メンバーに力が入っている印象です。
7月15日(日)。この日は晴天の無風状態。多摩川の流れもいつになく緩やかです。第1レースには、タレントで「美しい多摩川フォーラム」副会長のダニエル・カールさんとアテネオリンピック体操団体金目途リストの冨田洋之さんも参加し、レースを盛り上げました。
レースは多摩川五本松を出発、約1.5キロ先の二ケ領宿河原堰のゴールまでのタイムなどを競います。上空には、パラモーター4台が応援に駆け付けました。なかには出走前の配置につく途中で横転するチームもあり、いかだの操作も難しいようです。
多摩川を地域の交流の場として
狛江古代カップ多摩川いかだレースは、狛江市の市政施行20周年記念事業として1990年に開催されました。当初は1回限りで終わる予定でしたが、参加者から熱心な要望があり、その後は市民主体の実行委員会によって企画・開催され、今年で28回目を数えました。
当初は狛江市近隣の4つの自治体だけでスタートしましたが、現在は狛江市、府中市、調布市、日野市、多摩市、稲城市、奥多摩市、大田区、川崎市、山梨県小菅村、丹波山村が参加、今年は新たに福生市も加わって12自治体となっています。
また、今年のいかだレースには、新潟県長岡市の「かわぐち遊川の会」、山梨県南アルプス市の「渓流会in松永」、千葉県市原市の「きさかたいかだが同好会千葉支部」など19の地域から、86のチームが参加しました。
なお、この日のレースではタイムを競うレース部門で「ハートフルおやじファミリー号」(狛江市)が5連覇を達成、企画・デザインを競う企画部門で「狛江6小いかだファイターズA」(狛江市)が最優秀企画賞を受賞しました。ゴール近くの多摩川緑地公園グランドでは、「こまえ産枝豆ビアガーデン」「レース優勝タイム予想当てクイズ」「多摩源流小菅村ウルトラクイズ」「多摩川流域自治体交流イベントラリー無料抽選会」も行われ、大いに盛り上がりました。
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