CSRフラッシュ

未来を明るくするため、電気を消してみました

WWFジャパンが提唱する消灯リレーから

世界中の人びとが同じ日・同じ時刻に消灯する「EARTH HOUR 2022」。今年は世界190の国と地域が参加して3月26日(土)20:30~21:30に実施されました。日本国内では、WWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)の呼びかけにより、18カ所のモニュメントと3自治体が参加しました。(2022年4月3日公開)

3月26日夜の東京タワーで(©WWFジャパン)

丸の内ビル、東京スカイツリー®、東京タワー、みなとみらい21地区などが消灯

「EARTH HOUR(アースアワー)」は、世界最大級の消灯アクションです。世界中の人びとが同じ日・同じ時刻に消灯することで、地球温暖化防止と環境保全の意志を示します。

2007年からスタートし、今年は世界190の国と地域で約1,300か所が参加。日付変更線に近い南太平洋諸国から現地時間20時30分を迎えると順次消灯し、消灯リレーは地球を1周しました。

日本国内では、東京スカイツリー®東京タワーみなとみらい21地区の施設ほか、新しく丸の内ビル、新丸の内ビル、常盤橋タワーが加わりました。東京都内はあいにくの荒天となりましたが、主なモニュメントの消灯前と消灯後をご覧ください。

東京駅(©WWFジャパン)
東京タワー(©WWFジャパン)
広島・原爆ドーム(©T.Uehara)

【日本国内の参加】モニュメント:18か所

五稜郭タワー(北海道)、東京タワー(東京都)、東京スカイツリー® (東京都)、東京駅(東京都)、丸の内ビル(東京都)、新丸の内ビル(東京都)、常盤橋タワー(東京都)、クロスランドタワー(富山県)、広島城(広島県)、原爆ドーム(広島県)、別府タワー(大分県)ほか

自治体3か所:鹿児島市、横浜市、広島市


世界で賛同広がる

2022年は生活者への消灯の呼びかけも進められました。海外ではエッフェル塔(フランス)ロンドンアイ(英国)アクロポリス(ギリシャ)など主要国のモニュメントが数多く参加しました。

※海外の消灯リレー写真は前年のものです。写真提供は©WWFジャパン

【世界の参加】エッフェル塔(フランス)ロンドンアイ(英国)アクロポリス(ギリシャ)ほか

■EARTH HOUR とは

地球温暖化防止と環境保全の意志を示す、世界最大級の消灯アクションです。2007年にWWFオーストラリアで始まり、日本では、2010年からWWFジャパンが主体となり開催しています。2021年には過去最多となる全世界で192の国と地域が参加しました。毎年3月の最終土曜日の現地時間20:30を迎えた地域から順次消灯を行い、日付変更線に近い南太平洋諸国から地球を1周する消灯リレーを行います。

WWFとは
WWFは世界100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。
WWFジャパン
https://www.wwf.or.jp
TEL: 03-3769-1714


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