国内企業最前線

未来の街を、電気自動車で走ろう

~日産自動車のCSR活動と「日産わくわくエコスクール」体験レポート

体験キットをとおして電気自動車の仕組みを知る

今日の実験は3つです。まず、自分で電気をつくってみること。2つめはつくった電気をためてみること。3つめはためた電気でクルマを走らせることです。

1)自分で電気をつくってみよう

皆さんに配った体験キットには発電機と豆電球が入っています。これを取り出してつないでください。つないだら発電機を時計回りに回してください。 [豆電球に明かりが灯ると歓声、全員が点灯、拍手] 発電機を回している間は電気が付いていますが、止めると電気が消えますよね。どうしたらよいでしょうか。 [生徒たち「ためられればよい」との意見] そのとおりです。

2)つくった電気をためてみよう

では電気をためてみましょう。皆さんの手元にあるキットのクルマも、本物の「日産リーフ」と同じように電気をためられます。いろいろな部品が見えますが、どこに電気がたまるかわかりますか? [「ここ!」の声] 。そうです、その青いところ(クルマ中央部分の蓄電池)です。それでは蓄電池にためた電気を使ってみましょう。

蓄電池とつながっている線を外して豆電球をつないでください。本物の「日産リーフ」と同じように、発電機をクルマの前(充電口)に差し込んでください。30秒間一生懸命発電機をまわしてみましょう。 [子供たち、懸命に発電機を回す。] ストップ!ではクルマを裏返して、スイッチを入れてください。ためた電気で豆電気が付きましたか [「点いた!」との声] 電気を点つけるのは大変ですね。だから電気は大事に使いましょう。ここまでの実験は大成功です。

3)電気自動車を走らせてみよう

電気自動車を走らせるには何が必要ですか。 [生徒「モーター!」] そうです、今度はモーターと蓄電池をつなぎます。ではもう一度電気をためて、今度は机の上で走らせてみましょう。走りましたね!ためた電気で電気自動車が走るところまで成功しました [歓声]

さて今日はこちらのブースに“未来の街”の模型を持ってきています。電気自動車でためた電気で動く仕組みになっています。電気自動車が社会に役立つことを確認するため、ためた電気を使ってビルの明かりを点けたり遊園地を動かしたりしてみましょう。さあ、未来の街や社会を体験してみましよう。

今日は短い時間でしたが、エネルキーを「つくって、ためて、使う」実験をしました。これからもぜひ環境や電気の大切さを考えて生活をしてもらえたらと思います。


授業の感想を聞くと「電気が点いたり、モノが動くと達成感がある」「スマートシティの考え方がわかった」、また電気自動車は「電気をためて使うことが出来るのがスゴイ」と答えた子どもも多かった。今の子どもたちに自動車は当たり前の存在だが“基本の原理”を実体験する事で新鮮な驚きがあったようだ。
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