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真夏の名古屋に世界のコスプレヤーが大集合！

コスプレサミットで人々に平和を

アニメや漫画文化を通じた国際文化交流を目的に、2003年から愛知県で開かれている「世界コスプレサミット」。コロナ禍が一段落した今年は、世界33の国と地域の代表による「ワールドコスプレチャンピオンシップ2023」をはじめ、「世界カレーサミット」など多彩なイベントが開催され、社会の平穏と地域おこしに貢献しました。(2023年8月21日公開)

平和な日々の復活を願って世界のコスプレヤーが集合

コロナ禍を乗り越え、世界最大級のコスプレの祭典「世界コスプレサミット2023」が8月4日(金)〜6日(日)に名古屋市の中心部である栄を中心としたオアシス21、Hisaya-odori Park、芸術文化センターなどを会場に開催されました。

5日に愛知芸術文化センター大ホールで開催された「ワールドコスプレチャンピオンシップ2023」には、世界33の国と地域の代表チームが、アニメや漫画の人気キャラクターに扮したコスチュームとパフォーマンスで次々と登場しました。

審査は『巨人の星』の星飛雄馬や『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイの声優でおなじみの古谷徹さん、ゲームクリエイターの堀井雄二さんらが行い、「マギ」のコスプレで参加したイギリス代表チーム（クルゥドさん、ツィポさん）が優勝を飾りました。

2位はラトビア代表の「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」、3位はメキシコ代表の「クライシスコアファイナルファンタジーⅦ」が選ばれました。

コスプレで地域おこしを! 前夜祭では大村知事、河村市長もコスプレ姿で登場

主催地の名古屋市では、「世界コスプレサミット」と「にっぽんど真ん中祭り」に、今年から「名古屋エンタメ祭り」を加えた3つを「真夏の名古屋三大祭り」と位置づけ、地域おこしに活用しています。

初日のコスプレサミット前夜祭には、ワールドコスプレチャンピオンシップに出場する33の国・地域の代表選手と12名の過去代表(WCSアルムナイ)が一堂に会し、名古屋栄のオアシス21に敷きつめられたレッドカーペットをコスプレ姿で歩きました。

前夜祭には名古屋芸術大学芸術学部芸術学科生100名以上がアニメ・ゲーム音楽を演奏する中、大村秀章愛知県知事と河村たかし名古屋市長がそろってコスプレ姿で登場し、会場を大いに盛り上げました。

世界コスプレサミット2023のオフィシャルスポンサーでもある名古屋芸術大学は、同大学への進学を希望する留学生のために、日本語を学ぶことができる留学生別科を併設。イギリス・フランス・ドイツなど協定校からの交換留学生の受け入れに加え、100名を超える私費留学生（学部・大学院）が在籍しています。今回のイベントに合わせ、留学生に向けた特設サイトも公開しました。