CSRフラッシュ

おにぎりで、世界をつなぐ、日本をつなぐ「おにぎりアクション2025」スタート!

日本の代表的な食「おにぎり」にまつわる写真を投稿するだけで、アフリカ・アジアの子どもたちに給食が届く「おにぎりアクション」。世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(以下、TFT)が呼びかける運動で、10月16日の「世界食料デー」に合わせて、10月7日(火)から11月15日(土)まで実施します。[2025年10月13日公開]

みんなで仲良くおにぎりを(過去の投稿写真から)

10年間で約214万枚の写真が投稿され、<br>約1,163万食の給食を世界の子どもたちに

今年で11年目を迎えた「おにぎりアクション」。おにぎりにまつわる写真に#OnigiriActionを付けてSNSまたは特設サイトに投稿すると、協賛企業が寄付し、TFTを通じてアフリカ・アジアの子どもたちに給食5食(100円)が届く取り組みです。

これまでの10回の開催で約214万枚の写真が集まり、累計約1,163万食を世界の子どもたちに提供してきました。

世界では依然として7億人が飢餓に苦しむ一方、日本では米離れや供給不足、食品ロスなど、多様な食の課題が進行しています。「おにぎりアクション」は、身近な「おにぎり」を通じて、これらの課題を“自分ごと”として考えるきっかけを提供し、投稿という小さな行動が世界の子どもたちの食を支えることにつながります。

ここから写真の投稿状況が分かります

https://onigiri-action.com/

今年のテーマは「つながり」<br>国内の子ども支援にも初挑戦!

「おにぎりアクション」を呼び掛けるTFTでは、11回目の開催となる今年は「つながり」をテーマに、より多くの人が食を介した連帯を実感し、参加できる仕組みを目指し、以下の2つの取り組みを強化します。

  1. 国内子ども支援に初挑戦「おにぎりアクション FOR JAPAN」

近年、一つの国の中で肥満と飢餓の両方が問題になるなど、食の課題はより複雑化しており、日本も例外ではありません。「食の不均衡を解消する」というTFTのミッション達成に向け、従来のアフリカ、アジアの学校給食支援に加え、特別企画として日本での子ども支援にも初挑戦します。11月18日(火)~30日(日)におにぎりの写真投稿を募り、5万枚投稿達成で、一般社団法人明日へのチカラが運営する「ドコデモこども食堂」を通じ、日本国内の子どもたちに地域の飲食店で使用できる食事チケットを届けます。達成次第企画は終了します。

「ドコデモこども食堂」は、単に食のサポートだけでなく、孤立しがちな貧困家庭にリーチし地域で子どもを見守ることで、セーフティネットの構築に役立ちます。食を通じた「つながり」で子どもの未来を育む仕組みです。また、本企画を通じて国内の課題に関心の高い層との接点を作り、日本の課題と地続きの世界の食料問題について、より多くの人が考えるきっかけになることを願っています。

2. 学生と企業が連携した「オリジナルおにぎり」を開発

本企画は、協賛企業・団体、おにぎりフレンズが垣根を越えて連携し、”つながり”をテーマにオリジナルおにぎりを開発することで、社会的連携で学校給食を届ける「おにぎりアクション」の理念を体現する試みです。TFT、協賛企業・団体、おにぎりフレンズで、アイデア、商品・技術、提供場所等のリソースを結集し、実践女子大学の有志学生が形にしました。完成したおにぎりは10月7日(火)~17日(金)、シダックスコントラクトフードサービスが受託運営する、ゲートシティ大崎ウエスト3F「雨晴食堂」にて一般販売され(日替わり・数量限定)、おにぎりアクションの認知拡大・参加促進を目指します。TFT公式SNSでは、家庭向けレシピも随時配信予定です。

おにぎりアクションオリジナルおにぎり
実践女子大学の有志学生
今年も多くの企業・団体が協賛し、参加しています。

日産セレナ(Official Partners)
販売会社やグループ拠点を巻き込み世界中から盛り上げ
企業名:日産自動車株式会社(神奈川県横浜市西区 代表執行役社長兼最高経営責任者 イヴァン・エスピノーサ)
内容:8年目の参加。全国の販売会社や世界各地のグループ拠点を巻き込み、世界中からおにぎりアクションを盛り上げます。
*企画詳細URL: https://www.nissan.co.jp/SP/SERENA/ONIGIRIACTION2025/


エプソン(Official Partners):
社員に参加呼びかけ/おにぎりアクション特製デザインペーパー等の制作
企業名:セイコーエプソン株式会社(長野県諏訪市 代表取締役社長 𠮷田潤吉)
内容:内容:3年目の参加。期間中無料でダウンロードができる「おにぎりアクション特製デザインペーパー等」を今年も制作し、参加の幅を広げます。また、国内事業所の食堂でのコラボメニュー提供や社内投稿専用アプリを中心に、社員に参加を呼びかけます。
企画詳細URL:https://support.epson.net/fun/articles/204?EXE=onigiri2025_2


オイシックス・ラ・大地(Official Partners):商品購入者やイベント来場者への認知拡大・参加促進/他団体との連携や社内での巻き込みにも注力
企業名:オイシックス・ラ・大地株式会社(東京都品川区 代表取締役社長 高島 宏平)
内容:プロデュースに携わる「雨晴食堂」での「オリジナルおにぎり」提供協力や、11/8(土)~9(日)で開催するイベント「EARTH BEAT FES」でおにぎりアクション促進企画を実施。その他ボーイスカウトや他社との連携、社内での広報活動など、積極的な巻き込みを実施。
企画詳細URL:https://www.oisixradaichi.co.jp/news/posts/cpn251007/


◆ニッスイ(Corporate Partners):SNSのクイズ企画で参加を促進/グループ従業員へも参加呼びかけ
企業名:株式会社ニッスイ(東京都港区 代表取締役 社長執行役員 田中 輝)
内容:SNSで投稿企画を実施します。焼きおにぎりのキャラクター「やき おにお」とその家族が、ニッスイとおにぎりアクションのクイズを出題し、キャンペーンを盛り上げます。専用サイトでは、世界に給食を届ける旅に出るおにおくんが、その想いを動画で伝えます。期間中は、店頭でのおにぎりアクションロゴ入り「大きな大きな焼きおにぎり」販売に加え、グループ社員への投稿を呼びかけ、おにぎりアクションをサポートします。
企画詳細URL:https://www.nissui.co.jp/onigiri-action/index.html


2025年ご賛同企業一覧

*オフィシャルパートナー:日産セレナ、エプソン、オイシックス・ラ・大地
*コーポレートパートナー:ニッスイ、ニコニコのり
*自治体パートナー:福井県「いちほまれ」
*サポーティングパートナー:キッチンde給食、東京エレクトロン、象印マホービン、東横イン、サンゲツ、ニッコクトラスト、豊田通商、田辺三菱製薬、三菱重工業、双日、GMOインターネットグループ、丸東、三菱ケミカルグループ、LEOC、住友電気工業、SI&C、RKKCS、アマノ、住友理工、ジョーンズ ラング ラサール、商船三井、フーディストノート、デリッシュキッチン、シダックスコントラクトフードサービス

10月7日の記者発表会の参加者の皆さん

特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalについて
2007年10月設立。認定NPO法人。“TABLE FOR TWO”を直訳すると「二人のための食卓」。先進国の私達と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトのもと、社員食堂や店舗でTFTヘルシーメニューを購入すると、代金の内20円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントすることができます。企業や官公庁、大学、病院など約700団体にご参加いただき、東アフリカと東南アジアの5カ国(ケニア、タンザニア、ルワンダ、ウガンダ、フィリピン)を中心に、学校給食の提供、そして菜園・生産性向上プログラムの支援を実施しています。累計支援給食数は1億1000万食以上にのぼります。
URL https://jp.tablefor2.org/

【本件に関するお問合せ先】 NPO法人TABLE FOR TWO International
Email: tft-onigiri@tablefor2.org  Tel: 03-5771-4117 (担当:山本)


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