CSRマガジン 年始特集

2012年新たな出会いと希望に向かって

  1. 石巻市立蛇田小学校 教諭 木村 明子 氏
  2. [コラム] 地域を結ぶ「復興大漁旗」
  3. 元国連UNHCR協会事務局長 高嶋由美子氏
  4. 株式会社ドウゾ 代表取締役CEO 棚田 信子 氏
  5. 非営利型一般社団法人 チームともだち 代表理事 登内芳也氏
  6. 株式会社久慈ソーイング 代表取締役 中田利雄 社長
  7. [コラム] 街中、ダルマだらけ大作戦
  8. NPO法人ポラリスプロジェクトジャパン 代表 藤原志帆子氏
  9. ソーラーエネルギージャパン 代表 宮本 ルミ子 氏
  10. CSRマガジンスタッフ(宮城県仙台在住) 藤森有紀
  11. 拓殖大学国際学部 長坂 寿久 教授


元国連UNHCR協会事務局長、2012年 からジュネーブに赴任
高嶋由美子氏
「自分を信じて行動すれば世の中は変えられる」
 オーストラリアの大洪水に始まって2011年は日本の震災、アメリカでの竜巻、パキスタンやタイの洪水、トルコの地震、ソマリアの飢きんなどここでは取り上げられないほど多くの自然災害がありました。同時に“アラブの春”とは言われたものの、それに伴う紛争や、南スーダンが独立しても依然として紛争が続いています。

このように書くと、悲惨な状況はとても多く、そして大きすぎて、私たち一人一人にできることは無いように思われますが、でも、こんな自分でも何かできるはず。そしてみんなが自分を信じて行動すれば世の中は変えられると信じています。

2012年もどんなに小さくても自分にできる事をしてゆきたいと思います。
そして、みんなと一緒に少しでもいい世界になる一歩になりたいと願っています。

CSRアーカイブ記事「国連UNHCR協会の10,000シェルタープロジェクト」↓
http://csr-magazine.com/archives/analysts/rep25_02.html


安全運転が寄付になる自動車保険dozo(ドウゾ)を通じて「スクラム釜石」を支援
株式会社ドウゾ 代表取締役CEO 棚田 信子 氏
「多くの人々と、前へ進むことの素晴らしさを知った2011年」

出会いに救われた。2011年はそんな年だったように思う。
普段はあまり弱音を吐かない私が、年初から仕事に対するプレッシャーに押しつぶされそうになっていた。そこへ3月の大震災。“泣きっ面に蜂”だった。東京にいる私は直接被害を受けたわけではなかったが、東北の被害の大きさに比べて自分が、そして会社ができることのあまりの小ささにどんどん自分を追い込んでしまった。

DOZO(ドウゾ)は、新日鉄釜石OBが中心となって東北支援を行う「スクラム釜石」を応援している。

そんな折、6月に出会ったスクラム釜石の方々は爽快かつ豪快だった。新日鉄釜石ラグビー部V7時代のOBを中心とした元ラガーマンたち。震災直後は彼らも自分たちにできることを悶々と考えたそうだが、「ラグビーを通じて東北を支援、復興させる!」という答えを出した。それぞれのポジションで強みを最大限に生かしつつプレイする、まさに彼らのラグビー哲学そのものだと思えた。

「2019年ラグビーW杯日本大会釜石開催」という大胆なフラッグを立てて奔走しつつも、機会があれば自ら大きな体で釜石への支援金のための小さな募金箱を持って頭を下げる。そんな彼らの活動に関わらせてもらえることで、私の心を支配していた過信や高慢さは吹っ飛び、たくさんの人たちとともに「前へ」進むことの素晴らしさを知った。2012年、彼らから教わった謙虚さや真の優しさ、ダイナミックさを、DOZOを通じて生かしていきたい。

安全運転が寄付になる、自動車保険の新しい入り口 – DOZO -(ドウゾ)↓
http://www.dozo.co.jp/

「スクラム釜石」のラグビーを通じた東北復興支援への寄付に!↓
http://www.dozo.co.jp/site/donation/scrum_kamaishi/

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